中国古陶磁器 そのロマンを求めて-天青庵

単なる美術品ではございません

第100回
中国古陶磁器実力テスト

今回コラム100回を迎えるにあたり、
今まで皆様がどれだけ真剣に私のコラムを見ていたか、
そして中国古陶磁器について
どれだけ学んできたかをテストいたします。

30点以下の人は赤点追試、
100点満点の人には何かをプレゼントいたします。

<中国古陶磁器実力テスト>


○問1
 下記の文章の[ ]欄を埋めなさい。

 中国において最初に土器なるものが作られたのは
 8000年前だとも言われている。
 そして彩色土器文化の中でも
 特に美術的に素晴らしい発見となったのが
 [ 1 ]博士が発見した事から
 その名を取った[ 1 ]土器である。

 そのような土器が栄えた新石器時代が終焉し、
 中国最初の中央集権国家[ 2 ]が誕生する。
 しかし[ 2 ]時代に入ると、
 土器に変わり[ 3 ]の製作が始まり、
 権力者は光り輝く[ 3 ]を好んで使用した。
 この頃を土器の冬の時代と呼ぶ。

 あまり発展がないままの土器界に
 エポックメーキングな出来事が起こった。
 それは偶然、窯の中で器物に
 灰が降りかかった事から生まれた。
 つまり[ 4 ]の誕生だ。

 [ 4 ]は土器に降りかかった灰が高温で
 焼かれ胎土のケイ酸分を溶かし
 ガラスのようになる現象からヒントを得て作られ、
 その後どんどん改良されていった。
 そして、後漢から南北朝時代の頃には
 今の浙江省付近に点在する[ 5 ]窯において、
 [ 4 ]の技術は発展し、
 素晴らしい[ 6 ]が焼かれるようになった。

 中国の焼き物で一番素晴らしいものが
 この[ 6 ]であり、
 後の皇帝達もどれだけ玉(翡翠)に近い色の
 [ 6 ]が作れるかを競い合った。

 そんな[ 6 ]の中で、
 現存している品が世界中で30点程しかなく、
 神品と呼ばれるのが
 北宋時代の官窯であった[ 7 ]窯の作品である。

 [ 7 ]の作品には
 国際的なオークションにおいて[ 8 ]円の値がつく。

 


○問2

 中国での骨董の買い方について。

 店のオッサンの言い値が「1000元」の時、
 こちらが発する最初の値切り値はいくらが適当か?

 


○問3


 ネットオークションに出品されている
 「中国古陶磁器」の内、真品が占める割合は?

 


○問4

 中国の文化財保護法において、
 何年前以上に作られた古陶磁器の
 国外持ち出しを禁止しているか?

 


○問5

 よく焼物鑑定士がお皿の裏を見るのはどうしてか?
 正しいと思われるものには○、
 間違っていると思うものには×をつけなさい。


 (1)皿の裏は胎土が剥き出しに
 なっているものが多いのでその土の質を鑑定している。

 (2)皿の裏には、それを作らせた皇帝の銘款や
 作者名などが入っている場合があるので
 それを見ている。

 (3)本当は何も分からないのだが、
 分かっているようなフリをする為に皿の裏を見ている。

 (4)手がつるんと滑って、裏を見てしまっただけ。

 (5)別に・・


※解答は次回のハイ天に掲載いたします。
※その前に採点して欲しい方はメール、
若しくは私のHP1にでも書き込んで下さい。

【メールで回答する】 (答案用紙が出てきます)

1 http://china-stock.fool.jp/index.html

 
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2008年5月30日(金)

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