ヒマと貯金は先取りしてつくれ 多忙な人ほどお金はたまる
カネとヒマの関係
お金は大事にする人のところに集まってくる。だから、大事にすればするほどお金はふえてくる。
ところが、時間は大事にする人ほど残りが少なくなっている。というより時間をふんだんに持っている間は時間の値打ちがわからないから、時間を大事にしない。それが持ち時間が少なくなるに従って、時間の有難さがわかってくるから、時間を大事にするようになるのである。だからそのこと自体が時間切れの近づいていることを意味している。
このことは、お金と時間がもともと両立しにくいことを物語っている。
「時間がある人はお金がない。お金のある人は時間がない。それでも時間もなければ、お金もない人よりはまし」
と私は拙著『金とヒマの研究』を人様に贈る時、扉に戯れ言として添書をしたことがしばしばある。実際、世の中はままならぬものでお金もあって、なおかつ時間もたっぷりある人にあうことは滅多にない。お金があるようになると、お金を目当てに次々と人が押しかけてきて、こんな仕事をやらないか、あんな仕事をやらないか、と話を持ち込んでくるから、いやでも忙しくなってくる。また自分の方でもお金に効率的に稼いでもらおうとするから、いつの間にかお金に使われてキリキリ舞いをしてしまう。
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