しかし、仮にその通りであるとしても、やはり「休養をとる時間」も必要なら、「息抜きの時間」も必要であり、また「お金を使う時間」も必要であろう。そうした時間をとることはやさしそうに見えるが、これが案外に難しい。時間のたっぷりある人はいつでも休養ができるし、全人生が休養そのものであろうが、時間のない人になると、「またこの次」「またこの次」と言っているうちに一生を終ってしまう可能性が高いからである。
それはちょうど「お金を儲けたら慈善事業をやろう」と本気で考えながら、お金のあとを追いかけているうちに一生を終る人のようなものである。慈善事業をやろうと思う人は、お金を儲けてからでは間に合わない。儲けながら片手間にやるのが慈善事業であって、儲けながら使い、使いながら儲けるのでなければ、志を遂げることはできないのである。
それと同じように、「ヒマができたら、世界旅行に行こう」とか、「ヒマができたら、世界文学全集でも読もう」とか、考えていたのでは、遂に一生、世界旅行にも行けないし、世界文学全集を読破することだってできないのである。そういう意味では、よく働く人は、同時によく遊ぶのでなければ、上手な時間の配分を心得た人とはいえないであろう。
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