"次はここだよ"新興国投資術-戸松信博

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第3回
マネーポストが取り持つ不思議な縁

なかなか本題に入らず脱線気味ですが、
もう少しお付き合い下さい・・。
前回お話ししたマネーポストですが、
邱先生からのご連絡をいただく
きっかけになったのはもちろんなのですが、
もう1つ不思議な縁がありました。

実は中国株をはじめて数年経ったある日、
不思議なメールをもらいました。
当時、私は個人的に
中国株の無料メールマガジンを発信していました
(当時の中国株といえば、H株はまだまだでB株が中心でした)。
それで、そのメールを見て、
浅草橋で貿易商を営んでいる中国人の方から
「あなたのメールとっても中国株詳しいね。一度会いましょう」
というようなメールをもらったのです。
いかにも怪しいなーと思いながらも、
当時は中国人の知人がいなかったものですから、
中国の話しが聞ければいいなと、
浅草橋まで会いにいきました。

すると想像通り、
とても小さな部屋で個人貿易商を営んでいる王さん(仮名)
がいました。
ところが、いろいろと話しているうちにすっかり意気投合し、
一緒に中国に行こうということになったのです。
この時が私の初めての中国行きでした(10年ほど前の話しです)。

当時の中国のイメージといえば、
今とは違い、共産党一極支配で、
少し怖い(!?)イメージすらあったのですが、
実際に行ってみると、ここが社会主義の国か!?
と見まがうほどでした。
この時は上海に行ったのですが、
浦東には日本のような近代ビルがそびえ立っている上、
ブランドショップが建ち並んでいる風景を
行く前は想像もしませんでしたし、
お昼にマクドナルドに
大行列が出来ているのにもびっくりしました。

ともあれ、この時に中国株の将来性を
本当の意味で確信できたのを覚えています。
ところでこの王さんとは、その後、
私の引っ越しなどもあって、音信不通になってしまいました。
そして10年後の先日、マネーポストの取材で、
この不思議な出会いを話したのです。
が、なんとその翌日に、
王さんから10年ぶりに会社に電話があったのです。

邱先生からのご連絡と同様、
あまりの偶然に物凄くびっくりしました。
「戸松さん、久しぶり元気!? ベトナム株の本を見たよ。
久しぶりに会おう」ということで、
10年ぶりに再び浅草橋まで訪れたのです。 

<つづく>

 
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2007年6月19日(火)

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