医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第154回
治らないと思っていた帯状疱疹後神経痛

80歳の人ですが、
もう14年にもなる帯状疱疹後の痛みが
左肩、左腕にあると言うのです。
色々治療したけど治らないので、諦めていたと言います。

Oリングテストして調べると、
左の肩、腕に単純ヘルペスの反応があります。
それとすい臓に前がん状態の反応もあるのです。
左半身に強く電磁波も浴びていました。
帯状疱疹が出る側に
強く電磁波を浴びていることはよくあることです。
そして、その為に痛みが取れない事が多いのです。
先ず、ヘルペスウイルスとすい臓の前がん状態に効く
漢方薬を選んでみました。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯と半夏瀉心湯、きゅう帰膠艾湯です。
2週間投与。

その後、すい臓の前癌状態の反応は少なくなりましたが、
まだ、腕の痛みはあります。
電磁波をまだ浴びています。
今度は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と八味丸です。
2週間後、痛みは、まだあります。
前立腺肥大もあり、夜間の小便の回数も5〜6回あるといい、
大脳辺縁系のインフルエンザウイルスの反応もあり、
今回は酸棗仁湯を2週間投与しました。
今回は風邪を引いていて、それには、真武湯です。
大脳辺縁系のインフルエンザウイルスの反応は無くなり、
細菌感染の反応があり、これには桂枝加竜骨牡蠣湯です。
すい臓の前癌状態の反応はなくなっていました。

2週間後、肩、腕の痛みも大分少なくなっていましたが、
まだ気になります。
前立腺にも細菌の反応があり、
それと大脳辺縁系も別な細菌の反応があり、
これらに、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と当帰芍薬散、八味丸です。
同じ処方を6週間継続しました。
帯状疱疹後の神経痛はあまり気にならなくなりました。
今回は副腎などを調べると、
副腎に、前癌状態の反応があり、
これらには、桂枝去芍薬加麻黄細辛附子湯、
八味丸、桂枝茯苓丸を2週間投与。

2週間後、副腎の前癌状態の反応がなくなり、
脳下垂体の前癌状態の反応があります。
これには、梔子柏皮湯です。
これと八味丸、桂枝去芍薬加麻黄細辛附子湯を継続投与しました。

2週間後、肩、腕のヘルペスウイルスの反応がなくなり、
痛みは全く気にならなくなったというのです。
ここまで4カ月かかりました。
もう電磁波も浴びていません。
帯状疱疹後の痛みは激痛に近いものから、
仕事に差し障りのあるもの、少し気になるものとありますが、
ほとんどは、ヘルペスウイルス、
しかも単純ヘルペスの1型、2型が強い痛みを起こしますので、
これを徹底して治療すると短期間に強い痛みはなくなります。
その為には、寝ている時に電磁波を浴びない、
タグ、洗濯表示を切取る、
脳の赤核を早期に正常にしておくことも大事です。
神経ブロックなどをしなくても、
漢方薬と生活の仕方の見直しでよくなるのです。


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