医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第307回
携帯電話や子機で脳出血が・・・・

ある人が最近、左の首筋が凝るようになったのです。
それと左の脳にもなんとなく違和感があります。
今まではこういう経験をしたことはあまりないのです。

頚椎に問題があるためにこういうことになるのかな?
と思い、頚椎や頚椎の靱帯などに
細菌やウイルスの反応がないか調べ、それを治療しました。
でも、細菌やウイルスの反応がなくなってもやはり、
首筋の凝りは取れないのです。

そこで、ある人を治療していると脳に出血の反応があるのです。
その人に聞いて見ると、出血の反応がある方で
携帯電話などを使用しているということでした。
出血を治療する漢方薬を投与しておいたのですが、
それはそれで良くなったのです。
首筋の凝りはひょっとして脳の出血のためでないかと思い
調べて見ると、やはり出血の反応があるのです。
そこでそれに効く弓帰膠艾湯と桂枝茯苓丸を投与しました。
そうしたら、すうっと首筋の凝りが解消されたというのです。
それを三日分投与しました。

三日後に来て、翌日には首筋の凝りはほとんどよくなり、
三日目には左の脳の違和感も解消されたといいます。
調べて見ると、脳の出血の反応はなくなっていました。
この人は最近、携帯電話を使用し、
子機も使い始めたということでした。
首筋の凝りは頚椎から来ているものもありますが、
脳の出血、大量ではなくて
ちょっとした出血は良く見られるようです。
そういう状態が首筋の凝りを起こしていることがあるようです。
いろいろな人で調べて見ると、
携帯電話を使用している側では
ほとんどの人が出血の反応があります。
それをそのまま放置しておくと脳の働きが悪くなります。
それと慢性の首筋の凝りに繋がります。

それを予防するには、
携帯電話はやはりマイク付きのイヤホンを使用することで
防げるようです。
ちょっと面倒でも、イヤホンマイクを使うように心がけましょう。
携帯電話の電磁波は結構影響が大きいのです。
少しの時間だから影響ないだろうと思う所に落とし穴があります。

また、電話の子機も影響があります。
これは使用しないようにした方がいいようです。
使用すると便利さに負けてついつい使ってしまいますが、
便利さの裏に危険が隠れていることを
しっかり覚えておいてください。
出血を治療しないでそのままにしておくと、
影響は後々まで残ります。
少しずつ影響は軽減されますが、
治療しないと完全にはなりません。
そういう時は今の薬ではダメで、
やはり漢方薬でないと適切な薬はないようです。

多くの人が使用している携帯電話で
脳にちょっとした出血を繰り返すことで、
次第に脳の働きが悪くなっているのを知らずに
生活している現実があります。


←前回記事へ 2006年1月16日(月) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ