医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第357回
自分に合う土地ってすごいです

ある患者さんを治療していて、
その人に合った土地に行くと病気は非常によくなるし、
薬を飲まなくても良くなる状態になるのを見て、
どうしても自分自身に合った土地に行って見たくなりました。
それが本当にそうなのか、
どういうふうに体調が変わるのか、
患者さんに起った事が自分にも起るのかどうか。

で、あちこちと探し、
東京の国立や府中が私にはピッタリの土地だということが
地図を見ていて分かったのです。
そこで、連休を利用して出かける事にしました。
今迄も、新しい発見をすると
すぐ自分に試して見たくなる私なので、まず、自分で試し、
その結果を見て患者さんにも薦めるということの繰り返しでした。

5月の3日に青森をたち、昼頃には国立に到着です。
駅に降り立つとなんとなく空気が違う感じがしたのです。
気分がよくなったというか、元気になったというか。

その後、宿が立川なので、そこに行きました。
そこも青森とは違う。
青森よりもずっと合っている感じがするのです。
あの人ごみでも、
青森の田舎より空気がいい感じがするというのが、
不思議なのです。
水道の水を調べて見ると、イマイチです。
でも、自分に合っているとなんともないのです。
普通に飲んでもお腹が変になるということもないし、
水が身体に染み渡る感じがするのです。
私の住んでいる所の水はもちろん美味しい水です。
三菱のゼロ2クリンスイを使用して
Оリングテストでも良くなった水でないと
私の場合、唇が腫れてくるのです。
そして、国立や府中の水のように
身体にしみ込む感じがないのです。

土地が合い、水が合う。
そこで取れた野菜などを食べる。
そうすると自然に体調が良くなっていくのが
当り前の感じがしたのです。
自分に合う土地、合う水、これって本当に大切です。
これを読むと、へえ〜、そんなものかな! 信じられない!
と心の中でささやく人もいるかもしれませんね。
これは実行してみないとわからないことです。
自分の頭のなかで考えていただけでは
どう逆立ちしたってわかるはずがないのです。
国立や府中が皆にいいということは勿論ないのです。
国立や府中に住んでいる人だって
病気をしている人もいるはずです。
そういう人は国立や府中が合わないのです。
合わないから病気をしているのです。
そう決めつけるのはちょっと極端かもしれませんけど。

ある人とその話をしていたら、
今更どうにもならないよ!そう簡単に移れるはずもない。
この土地にいても病気が治るようにしてくれないと困るじゃない!
と言われました。
簡単に移れない人にこういう話をしても
絵に描いた餅みたいなもので、なんの効果もないし、
逆に恨まれたり、羨ましがられたりすることもあります。

まず、3日ぐらい自分に非常に合っている土地に
旅行してみることをすすめます。
今迄の不具合がなんとなく良くなるような感じ、
生き生きとしてくる感じ、空気がうまい感じ、水が染み渡る感じ、
そういう体験を得たなら、
今度はもうちょっと長く居てみる工夫をすることです。
ひょっとして難病だって治ってしまうし、
癌の人でも予想をはるかに越えて長生きするかもしれないな、
と、空想している私です。
合う土地っていいんだよ。
ホント。


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