|  第657回成績が悪い答案の字から脳を治す
 自分の経験からも、覚えの悪いものを覚えようとすると
 大変な時間と労力を要します。
 学校の試験でも成績の悪い時の答案の文字から
 その時の脳のどこが働きが悪くて、
 こんな惨めな答案になったかということが
 わかるようになったのです。
 その働きの悪くなる脳の部分を治療してから勉強をすると
 能率があがることは目に見えています。
 同じ人が、どうしていい成績と悪い成績を取るのかというのは、得意不得意があるからさ!と誰もみな考えるでしょう。
 ところがなぜ得意不得意ができるかというと、
 不得意なものをする時は、
 脳のある部位の血糖値が低下していて、
 脳の働きが局所的に悪くなっているので、
 覚えが悪くなっているのです。
 そのスイッチを入れたり切ったりするのは、
 その教科の先生が好きだったり嫌いだったりすると
 スイッチが入ったり、切れたりするということもあるのです。
 もちろん、そればかりではないのですが。
 そのスイッチが切れる状態を、スイッチが切れなくする方法が漢方薬にあるのです。
 血糖値の低下する部位の血糖値を上がるようにしておくと、
 不得意な勉強をする時でも今までと違う反応があります。
 それは覚えがよくなるのです。
 同じ数学の勉強でも、ある所の点数が悪いという時は、
 当然脳でも同じように血糖値が低下しているのです。
 きちんと脳でも変化が起こっているのです。
 その低下する部位を上がるようにしておいて勉強すると
 点数が悪い所の苦手部分が苦手でなくなってくるのです。
 そういうふうにして片っ端から、脳が働くようにしてしまうと、
 あまり苦もなく成績があがるようになります。
 それは苦手なものに対して対処するのも同じ方法なのです。
 人と交渉する時、あの人と交渉する時は苦手と思う場合は、
 脳のある部位の血糖値が下がっているので、
 前もってそれが下がらないようにしておくと、
 さほどでもなくなるのです。
 性格というのも、かなり脳の働かない部位のために修飾されていることがあり、
 本来の性格と違う様相を呈している人がたくさんいるのです。
 これも、ある人には優しくできるのに、
 特定の人には邪険してしまうという時、
 その時の脳には働かなくなる部位があるのです。
 その時書いた文字や写真から脳の部位を特定し、
 それを治していけば、悪いと思っている性格も改善されるのです。
 こうは言っても、この事を真に受ける人は少数派です。
 あいつは治療した方がいいなと思っても、
 その当人はぜんぜんそうは思わないという人が
 いっぱいいるのですから。
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