医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第718回
天が落ちてくる

天が落ちてくると心配になったという話しを聞くと、
そんな馬鹿なこと誰が心配しているの、と思います。
それは杞憂だよと。

胃子「私の友達で心配性の人がいます。
将来のことを考えるともういてもたってもいられなくなる。
また、冬場になると灯油がタンクの中に半分になると心配で
明日にでも灯油がなくなるのでないかと
家族にうるさく言う人がいます。
こういう人は脳のどこが問題なのでしょうか。」

木先生「心配性というのは、ある程度の人にとっては
当たり前ということも言えますが、
まったく心配しない人もなかにはいるのです。

脳の視床背内側核の働きが悪くなると、
この心配性というのが出てくるのです。
その働きの悪さの程度によって心配性の程度がきまります。
その人が生まれる前後でここに脳梗塞とか
低酸素症とか脳挫傷とかダメージを受けていたら、
その程度によりますが、生まれつきの心配性になります。
またはこの部位にダメージを与える食べ物を知らずに
食べ続けると成長するにつれて心配性になる人もいます。

その他にここに細菌やウイルスが入り込んで、
働きの低下が起こると心配性になることもあります。
それまではあまり心配性でなかった人が
急に心配性になったとしたら、
細菌やウイルスが入り込んだ可能性があります。
その他に心臓に血栓ができて、
その微細な血栓が視床の背内側核に
脳梗塞を起こした時も心配性になります。
それまでそんなでもなかった夫婦が、
ある時から心配性になったというのは
細菌ウイルスの感染が考えられないこともないのです。
この場合も夫婦で治療する必要があります。

昔、杞憂とは、中国の杞の国の人が、
天が落ちてきたりしないかと心配した故事から、
取り越し苦労のことをいうのですが、
紀の人も脳の視床背内側核の働きが極端に悪かったのでしょう。

胃子「心配ばかりでなく、その心配したことが
本当になるのでないかという人もいて、
自分を自分でしばる人がいますが、
こういう人はその他にどこに問題があるのですか。」

木先生「それは大脳皮質の内側で視床の前核に対応した
帯状回の働きが上に挙げた理由で働きが悪くなっている人です。
働きの程度によって儀式的なことをします。
手をなんどもなんども洗うとか、
不必要なことをして自分をしばるのです。
その他に融通性がないのです。
頑固な性格の人になります。
そういう所の働きを良くすればいいのです。
そうすると違ってきます。
脳って治せるということがよくわかります。
治ったら漢方薬は不要になります。」


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2008年9月3日(水)

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