月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第11回
意外と高い贅沢品

中国に、頻繁に足を運び、
日本と中国との往復をしていると、
些細なことが気になります。
きっと皆さんは、中国で生活するのは、
生活費が非常に安いと思われているかと思います。
確かに食料品など、
生きて行く為の栄養を摂取する為の食品は非常に安いと感じます。
ただ、ちょっと贅沢をしようと考えると、
日本との格差をあまり感じなくなるのです。

食事も、おしゃれなロケーションにあるレストランで、
中華以外の食べ物をおいしく頂くと結構な金額になります。
コンピュータ関係でも、
最新の、しかも必要な能力のものを購入すると、
日本で購入するのとそう大きくは変わりません。

そうです。
生活の基準をどこに置くのかで、
中国においての、生活にかかる金額は、
大きく変わってきてしまいます。
たとえば、美容室にカットにいく場合でも、
大きな金額の差が出てきます。
屋外でイスを置いてカットしている、
床屋さんは料金が5元(約75円)程です。
ビルの1Fや道路わきで、
イメージがちょっと古い美容室は20元(約300円)ぐらい。
デパートの中で営業している、
先端を行く中国サロンは60元 (約900円)程。
日系の美容室を含む外資系は
120元(約1800円)〜大体350元(約5250円)ぐらいと、
下は5元から上は350元と70倍の開きがあります。
どのぐらいの金額の美容室を選ぶかは、
財布の中身と相談しながら決めることになります。

日本円で考えると、
千円のカットから
7万円のカットまでの間で選択することになるのですから・・。
中国の人の中で大きなパーセンテージを占めている、
収入が1000元から3000元まで(月収)の人たちと
同じ内容で生活すれば、
非常に生活費は安いと感じると思います。
が、日本と同じ生活レベルを維持するためには、
日本での生活よりはお金はかかりませんが、
皆さんがイメージするよりも
生活費は高いのです。

このタバコは「中南海」と言います。
中国に赴任した日本人の方の中で多くが、
このタバコに乗り換えます。
お味は日本の「マイルドセブン」似ていると言われています。
日本でも販売されていると思いますので、
ご存知の方も多いと思います。
ただ日本で販売されている物は、
薬草入りでお味は???です。
輸出用のものは中国国内で
7元から10元ぐらいで販売されています。


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2006年3月2日(木)

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