月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第12回
日本よりも高いカラー、パーマ価格?

贅沢品の購入価格が決して安くはないというお話は、
前回させて頂きました。
美容室の価格も、
髪を切ることは、生活のために必要なこと、
パーマやカラーリングはお金がある人の贅沢品
との感覚があると思います。
たとえばカットの価格が50元(約750円)の美容室でも
パーマやカラーリングは
500元(7500円)ぐらいの金額になるところが結構あります。
金額の格差は10倍ですね。
日本でカット料金の平均金額がいくらぐらいか
正確には知りませんが、
三千円ぐらいでしょうか?
ということはパーマやカラーをすると
3万円ぐらいはかかるということになります。
下の写真は中国の一般的な美容室の看板です。

中国でシャンプーをしてもらうと
色々おまけが付いてきます。
たとえば耳掃除です。
あまり日本の美容室で
行っているところは無いのではないでしょうか?
ティッシュを丸めて、先を尖らせてほじほじやります。
気持ちがいいのか、悪いのか
微妙なところもありますが・・。
ほかにもシャンプー時に、耳の穴を指でふさがれての、
耳の穴の洗浄などもあります。
初めてされると、非常にびっくりします。
「今からやりますよ」の予告はありませんから・・。
ただ、なれると意外と気持ちいいのに驚きます。
さらに、日本人の皆さんが喜ばれるのは、
マッサージのおまけです。
私が経営しているお店のアシスタントもそうなのですが、
みんな非常にマッサージが上手です。
日本でも美容室でサービスマッサージを
やってくれるところはあると思いますが、
比較にならないと感じます。
中国人のアシスタントは、
教えなくてもなぜかマッサージは出来てしまうようです。
サービスや技術は徹底して教えなければいけませんが・・・。


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2006年3月4日(土)

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