月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第24回
中国を目指すのはなぜ?

中国を目指す美容師が増えています。
しかも日本のTOPサロンでも十分通用する、
すばらしい人材たちです。

・まだまだ伸びている美容室の
 がんばっている店長
・アメリカでライセンスを取り、
 ニューヨークで働いていたスタイリスト
・スタイリストデビュー間近の
 メインアシスタント
・2店舗の美容室を経営し、
 日本の芸能界にも通じているオーナー

皆さん、自分の仕事に自信が無くて、
今までの技術を食いつぶしながら、
美容師をしている人たちではありません。
そういった美容師さんたちが、
仕事を求めて当社に応募してきます。

お会いして、お話しすると
皆さん目を輝かせながら、夢を語ってくれます。

日本で働いている美容師さんの中で
どれくらいの人が、
目を輝かせながら夢を語ることが出来るでしょうか?

中には、残念なことに家庭の事情などで、
中国にわたるのを断念される方もいらっしゃいますが、
それでもあきらめた分けではありません。
次のチャンスをじっと待つといっています。

美容師さんの中国に対する印象は、
2つにはっきり分かれます。

1つ目は、
暗い、閉鎖的な、ファッションセンスの悪い、
クリエイティブな仕事の出来ない中国です。
美容師は、先進的で、
イメージのきれいな場所を好む傾向があります。
田舎や、排他的な、遅れたイメージを好む美容師はあまりいません。

この美容師さんたちの目に映る中国は、危険で、
ファッションセンスの悪い、汚い国にしか見えないのでしょう!

2つ目は、
私も含めた、中国に大きな魅力を感じる美容師たちです。
このカテゴリーに属する美容師が語る中国は、
明るく輝いています。
パリコレ、東京コレクションがあるのなら、
上海コレクションがそのうちできるよね!
今は、センスも技術もまだまだだけれど、
5年後が楽しみだよね!
ちょっと前まで人民服だよ!
短期間ですごくファッションが、変わったよね!

みんな何を求め、中国に航るのでしょうか?
収入?地位?やりがい?
本人たちは、
いろんな理由をつけて説明してくれますが、
美容師さんですから、
あまり理論的ではありません。
きっと、Q先生が言われている
「時間を忘れるくらい、のめり込めるような仕事」
を探しているんでしょうね!

私は、あまり観光はいたしません。
しかし、日本から来られたお客さんをアテンドする際には、
観光地にもお連れします。
上は豫園にある、南翔饅頭店で頂きました。
小龍包の魅力は熱々のスープですが、
こちらは、中には具が無く、
スープのみを飲むようになっています。
気をつけないと、
やけどすることは間違いなしです。


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2006年4月1日(土)

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