月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第38回
中国人が日本に来るには

今、上海店の店長を
日本に呼び寄せる為に、
外務省に提出する書類を書いています。
上海店の店長は中国の人ですので、
日本人が中国に行く時のように
簡単ではありません。

日本人が観光や仕事で中国にいく場合、
15日間は査証(ビザ)が必要ありません。
(特殊な場合を除く)
思いついたその日に
飛行機のチケットを取り
入国することが可能です。
福岡〜上海の場合など、
日帰り出張が可能な範囲となります。
逆に中国の人が、
日本に行きたいと考えた場合は、
きちんとした計画が必要です。
今回のように、会議、研修目的で
日本に入国する場合は、
何枚もの書類を事前に領事館に提出し
許可を受けなくてはなりません。

私が書いている書類には

(1)会社・団体概要説明書
・・受け入れ側の会社が、
どのような会社なのか?
又、実際存在しているのか?

(2)招へい理由書
・・何を目的として招聘
(呼び寄せる)するのか?

(3)身元保証書
・・身元保証人が誰なのか?
又、保証人は滞在費や、帰国旅費、
法令の遵守に対して責任があります。(保証)

(4)滞在予定表
・・何時、どうゆう手段で入出国し、
何日はどこで何をしますか?
などなど細かく記入。
もちろん宿泊先も記入です。
実在の会社を証明する
「登記簿謄本」も添付します。

上記のような書類を、日本から上海に郵送し、
領事館に提出すると
問題がなければ許可が出ます。

いかがですか?
大変だと思いませんか?

私は上海、北京を月に2回まわっています。
もし私が中国人で、日本に月に2回行くのでしたら、
とてもじゃないですけれどやってられません。
こんなに厳しいのは、
やはりまだオーバーステイの
問題などがあるからでしょうか?

上海店の店長は大丈夫なんですけどね・・・

最近、見かけた結婚式風景です。
久々の「爆竹」の音に耳が割れそうでした。
一緒にいた方が
「お金持ちなのかな?爆竹は罰金なのに!」
とつぶやいていました・・
大量に舞っている紙ふぶきを、
掃除することはないようです!?


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2006年5月11日(木)

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