月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第41回
大阪の女(ひと)

今、私は大阪に来ています。
日帰り出張の途中です。
せっかく大阪に来たので、
たこ焼きを食べるよりも、
人間ウォッチングをする時間を優先しました。
「見る」事を、出張の途中など結構行います。

人間を見ていると、色んなことがわかります。
もちろん美容師ですから、
ヘアーとメイクはお約束ですが、
バッグなどの持ち物や、
洋服など興味はファッション全般です。

大阪人のファッションの特徴は
「軽い派手さ」だと思っています。
名古屋ほどではないのですが、
福岡から比べると、ちょっと派手目、
そんな位置づけです。
それでいて、流行の取り込みは早く、
うまく世の中泳いでるな!そんな気がします。
大阪在住の方、気を悪くしないで下さいね!
素直な感想です。(イメージもある?)

雑誌などで情報を得る、
女性が多いためでしょうか?
以前に比べると
個性が乏しくなっているような感じもあります。
しかし、その印象は、
私が中国に多くの時間を滞在しているため、
影響されている所が多いのかもしれません。

中国、特に上海の女性は、
ファッション(ヘアーメイク含む)などの
流行が日本ほど、画一的ではないのです。
流行という捕らえ方が
非常に難しいとさえ思います。
ヘアースタイルで考えます。
大阪人のヘアースタイルは、
東京、福岡となんら変わりませんし、
私が人生の中で足を踏み込んだことの無い、
東京より北の地域でもほぼ同じだと思います。
中国では、ストレートのロング、
しかも、カラーレスのヘアースタイル人口が
一番の大きな層を占めています。
しかしその理由は、お金であり、
収入がアップすると、茶髪、カールスタイル、
セミロングに移行します。
カラーの明度も明るめですし、
ウィービング(多色染め)も入ります。
長さは、セミロング、カラーは明るめ、
パーマをかけるというキーワードはありますが、
流行といえる程の、一定の条件ではありません。
日本でのヘアースタイルの流行は、
販売されている、「ヘアカタログ」を
見て頂いたらお分かりの様に、
素人さんが見ると、一見
「顔が違うだけで、後どこが違うの?」
というような類似性があります。

日本人の方は、他人と違うことを嫌がりますし、
中国人の方は他人と違うことを
好む傾向があるのではないでしょうか?

上海の自宅マンションの警備員さんです。
毎日、朝礼が行われます。
楽しい朝礼に、毎朝気持ち良く出勤できます。
リーダーさんが頑張る割には、
進歩はあまり見受けられません。
このリーダーさんは、
ほんとに人がよく、優しい方ですよ!


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2006年5月18日(木)

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