月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第63回
タクシー代と人件費

中国では、
移動手段が日本ほど豊富ではありません。
又、田舎に行けば行くほど、
不便さが増すのは、
日本も中国も変わりはありません。
しかし、日本は、所得が平均化し、
しかも高いところで安定していますので、
国民の多くの人が「自家用車」を所有しています。
中国では、まだ、車を所有するのは、
非常に大きなステータスです。
逆に言えば、国民のほとんどは、
自家用車を所有していません。

上海市内を移動する際、
一番早い移動手段は「地下鉄」
一番楽な移動手段は「タクシー」
一番安い移動手段は「バス」(自転車?)
となります。
地下鉄も東京などのように、
路線が完備されている訳ではありませんので、
タクシーの利用頻度が高くなります。

上海店の6月の「タクシー代」が
2,500元(約¥37,500)でした。
上海店で、シャンプーを担当する従業員の
1ヶ月の給料が
700元(約¥10,500)です。
1ヶ月にタクシー代を
「アシスタント3,5人分の給料」
の金額だけ使用したことになります。
日本の美容学校を卒業した
アシスタントの給料が
大体15万円ぐらいですから、
単純に計算すると、
52万5千円のタクシー代を
使用した計算になります。

バランスの悪い話ですし、
使い過ぎですね!・・反省!

日本中、どこにでもある
「自動販売機」です。
しかし、どこの国にでも
自動販売機がある訳ではありません。
中国に自動販売機があり
しかも屋外にあった場合、
販売機ごと消えてしまいます。
(空港など一部施設には自動販売機が存在します)


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2006年7月8日(土)

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