月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第62回
日本と中国のテレビ局の違い

日本テレビでの打ち合わせが終わりました。

改めて、日本のテレビ局を見てみると、
上海のテレビ局との差が良くわかります。
最近、ヘアーメイクの仕事は
上海ですることが多くなり、
日常の中では、
あまり違いを意識しなくなってきていました。
が、しかし日本は、
メディア先進国すごいです。

私は美容師ですから、
どうしても、ヘアーやメイク、
ファッションを中心に比較してしまいます。
しかし、局の比較となると
「楽屋」
「ヘアーメイクの準備室」
などがやはり違います。
日本のテレビ局では、
楽屋にせよ準備室にせよ豪華さはありませんが、
導線や、使いやすさ、
照明の具合など、
日本人ならではの配慮が行き届いています。

※中国で仕事をする場合、
照明にはいつも頭が痛くなります。
テレビ用のメイクの場合、
本番の収録に合わせた、
照度と彩度が必要なのですが、
この辺の配慮は、期待してもありません。
切れている電球は、
交換して頂きましたが・・

今の中国に、日本と同じレベルの
「配慮」を求める事は
無理な話なのですが・・・
提案をすれば、仕事が増える・・
これも困った事なのです。

中国が良くなって行く事が、
私たちのビジネスの成功にも
つながりますので、
今後も戦いは終わりません。

日本のテレビ局のセキュリティは
非常に厳しいのです。
逆に、上海TVのセキュリティは・・?
誰でも入れるような気がします。


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2006年7月6日(木)

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