月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第76回
地下の寮には窓は無し!

中国の、多くの会社が寮を持っています。
地方から、何時間もかけて
列車で揺られてくる、若い人たちが、
入社後住むところに
困らないようにする為です。

※田舎から都会に出てくる際、
飛行機を利用する事は、まずありません。
飛行機でしたら1〜2時間で
到着する距離でも、
列車を使うと、
1日中揺られている事になります。
里帰りをする際も同じです。

以前、書かせて頂いた様に、
中国では、食事を従業員に
食べさせる習慣があります。
なので、
食事の支給と寮(住む所)を合わせると、
取り敢えず死ぬ事はありません。
しかし、寮があるとは名ばかりで、
閉店後の店内が、寮に早代わりする
エステサロンや美容室も多く存在します。
又、ちゃんとした寮があるからと言っても、
地上にあるとは限りません。

上海や北京など大都市では、
アパートの家賃が給料に比較し、
非常に高い為、地下にも住居が存在します。
もちろん地下ですから、
窓はありませんし、
湿度も季節によっては、
非常に高くなります。

環境としては、
あまり宜しくないのですが、
お店に寝泊りするよりは、良いらしく、
結構平気なようです。

こんな、話を聞くたびに、
中国の若者たちのハングリーさに驚きます。
日本の若者よ!どう感じますか!

最近、中国東北部にある
「通化市」に行きました。(吉林省)
山や川が非常に美しい所なのですが・・

「吊り橋」です。
文字通り、吊ってあります。
しかも、足元の木材の間から、
川が見えます。

しかし、幹線道路は、
日本以上かと思うほど、
整備されています。


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2006年8月8日(火)

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