月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第88回
昔は繁盛立地でした

私が、最初の美容室をオープンしてから、
15年程の月日が経ちました

最初のお店の立地は、
駅前商店街の中、
当時は非常に賑わいのある商店街でした。

オープンして3年後には、
お店にお客様が入りきれなくなり、
小さな道路を挟んだ、お向かいに
2店舗目をオープンしました。
ホテルや宿の別館と言う位置づけです。

お店とお店の間が約20メートルほど・・
それだけの、集客力のある
立地だったのですが・・

今から5年前、
1店舗目のお店を移転しました。
その頃、商店街は、
少しずつ客足が遠のき、駅前にある
そごう百貨店と井筒屋百貨店のみが、
やや健闘している状態でした。

その後、そごう百貨店が閉店し、
空いた場所に、井筒屋百貨店が移転し
コムシティと言う第3セクターの
ファッションビルがオープンしました。

少しは、勢いを取り戻すかに見えたのですが、
2年後、コムシティが閉鎖され
巨大な空きビルとして、
駅前に鎮座しています。
移転できる元気のあるお店は、
移転を開始し、
商店街は次第に歯抜け状態になり、
この商店街に残っている、
私の美容室のお客様も、
美容室を目的に来店されるのであり、
美容室の帰りに、ショッピングなどを
楽しめる環境ではなくなっています。

イオンショッピングセンターなどの
大きなSCが、商圏の重なるところに
複数出来たのも、商店の過疎化を促進する
一因になっています。

今回、1店舗だけ残った、
この商店街の美容室を移転させます。

一時期は、同一商圏内、
お隣立地に2店舗、
30名の美容師が活躍できた立地は、
約15年の月日の間に、
非常に寂しい立地になってしまいました。

このような、商店街、日本全国
かなり在るのではないでしょうか?

バンコクの国際線と国内線をつなぐ通路です。
460Mの長さです。
後で知りましたが、バスもありました。
しかし、歩いているのは、
私だけではありません。


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2006年9月5日(火)

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