月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第92回
独立するにはお金が必要!

投資家は、投資をし、
出た利益から、配当を受け取る。
これが本来の姿だと思われますが、
美容業界では、違う姿も
見受けられます。

独立をしようとする際は、どうしても
独立をすることに頭がいっぱいで、
オープンした後のことまでは
思いが及ばない場合が多いようです。

なので、多少条件が悪くても、
誘いに乗ってしまう場合も、散見されます。

(1)オープン資金をスポンサーが融資する
スポンサーが全額を出資しない場合、
自分で何割かの資金調達をします。
しかし、調達するお金(方法)を
持っていない場合、困った事になります。
新規起業の際は、金融機関からの信用を
なかなか得られない為に、資金調達に苦労します。
金融機関が、回収の心配をするのは、
社長1年生に対しては、当然かもしれません。
融資を受けられるとなると、多少金利が高くても、
借りてしまう場合もあります。
この場合は、スポンサーからの
融資という点がポイントですが・・・

(2)内装工事を、スポンサーが請け負う
融資条件に、指定業者が決められている場合、
他の業者には、お願いすることが出来ません。
当然、工事代金は高くなる
傾向があるでしょう。
その指定業者が、
スポンサーの関連会社だとしたら・・・
儲かりますね!

(3)事業(美容室運営)が順調に行った場合、
当然、出資割合に対して、
利益を分ける必要があります。

皆さん、お分かりのように、
上記のような場合、
スポンサーのリスクは、
かなり軽減されます。
又、内装工事や融資の利息で、
あらかじめ投資資金の一部が回収できます。
もちろん、自己資金が無い状態で、
起業する際は、
ありがたい存在かも知れませんが・・・

これから、美容室を開業される皆さん、
計画を立てましょう!
そしてお金も貯めておきましょう!

中国でも、洋食?が頂ける様になりました。
おまけに、水まで付いてきます。(無料)


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2006年9月14日(木)

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