月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第95回
中国の銀行での出来事

どこの国でも、ビジネスをしていれば、
銀行とのお付き合いを、
避けて通るのは難しいと思います。
それは、中国でも同じ事です。
私は、個人的にも銀行を使いますし、
会社でも使用します。

中国の銀行を、
日本の銀行と同じ様に考えると、
痛い目に(がっかり、ひやひや)
会うこともあります。

私が、今までに体験した事は・・

(1)下ろせる金額が決まっている。
日本の銀行でも、
1日に下ろせる金額の上限は
あるかと思いますが、
会社のお金を、下ろす時にも適用されます。
(会社の規模で、一日に下ろせる金額が
決まっているようです)
したがって、
計画的に下ろしていかなければ、
まとまった金額を下ろすのは無理です。
毎日、銀行に通う事になります。

(2)送金しても、着いていないと言われる。
不思議なのですが、
着いていないと言われる事もしばしばです。
日本でのように、送金の伝票を捨てる事は、
絶対に出来ません。

(3)口座に残金は有るのに、無いと言われる。
上海で作った口座のお金を、
北京の支店で下ろそうとした際、
こう言われました。
おかげで、非常に苦しい
日々をすごす事になりました。
(個人口座)
 
(4)一人が終わるまで、次を呼ばない。
悪い事だとは、言わないのですが、
1人1人マンツーマンで作業が行われます。
自分の番が回ってくると、
気持ちよく、作業が進みます。
(日本だと、番号を呼ばれ、
受け付けが終わった後、
イスで待つと思います。)
しかし、順番が回ってくるまでは、
かなり、時間がかかります。

(5)銀行のミスなのに、すぐ来いといわれる。
新しい口座を作った際、
銀行のミスが有り、電話が入りました。
困るから、来てほしいというのは、
分かるのですが、この時は
「時間指定」付でした。
「行けない!」とお断りすると、
「来てくれるまで、銀行の前で待つ」
との低姿勢に変わり、
苦笑いした事があります。

※あくまでも、過去体験した事であり、
 スピードの速い中国では、
 日々改善されています。

フランスのトイレです。
中国にも、面白いトイレはありますが、
電話ボックス型は見かけません。
結構、入りにくそうです。


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2006年9月21日(木)

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