月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第110回
ちょっとの知識は必要です

前回から、着物に関して
お話をさせて頂いています。
私も含め、日常の中で、着物を着ることは
ほとんど無いかもしれません。
しかし、日本人として、
知っていても良いかと・・

・色無地
黒以外の、一つの色で、染められた
無地の着物を言います。
紋があると略礼装として使用できます。
帯や小物を変える事により、
カジュアルからフォーマルまで、
幅広く使用されます。

・訪問着
未婚、既婚にかかわらず使用されます。
振袖や留袖に次ぐ、略礼装です。

・付け下げ
訪問着ほど格式ばらない、しかし、
小紋より格上というのが、
付け下げのポジションのようです。
ただ、訪問着と付け下げの違いを
明確にするのは、難しく、
諸説が色々あるようです。

・小紋
気軽に着られるオシャレ着です。
細かい模様が入っている事で、
そう呼ばれるようです。
礼装に用いる事は出来ません。
(江戸小紋は除きます)

・ゆかた
夏のお祭りで、よく見かける着物です。
今は、外出着として用いられていますが、
昔は、湯上りに着られました。

着物の種類は、たくさんあり、
若い世代には、ハードルが
高く感じられるようです。
しかし、私たちは日本人ですので
自国の「民族衣装」である
「着物」について、少しの知識は
必要なのかもしれません。

斜めに傾いた看板。
もちろん、わざとではありません。


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2006年10月26日(木)

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