月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第121回
失敗は成功の元・ですか?

中国で事業をしていると、
色々な方にお会いします。
もちろん中国在住の日本人の方にも
お会いしますが、やはり場所が中国なだけに、
中国人の方にお会いする事が、
格段に多い訳です。
お話していると、
日本人の方と違う一つの特徴を感じます。
「事業に対する考え方」です。
日本人の考えでは、
起業するということは、命がけですし、
失敗すると自分の家やお金など、
すべてを失うと考えている場合が
多いのではないでしょうか?
又、一度事業に失敗した方が、
再度、起業にトライする事は、
中々難しいのが現実です。

お会いする中国人の中には、
一度目の起業で成功している方も
もちろん、いらっしゃいますが、
中には、
「以前は●●のお店を
2軒持っていたんだけどね!」
「今度はこんな事やりたいんだけど・・」
など、事業に失敗した方もいらっしゃいます。
しかし、失敗した事で、
起業することを諦めるわけではなく、
「何か、事業をしたい」と
常に口にしているようです。

又、組織に属しながらの、
独立も「有り」な様です。

(1)建築デザインの会社に勤めながら、
自分のお店を開業する
もちろん今でも、二股です。
会社勤めのデザイナー兼、
コジャレた雑貨屋さんのオーナーです。
雑貨屋さんの方も中々繁盛しています。

(2)美容室を、上海市郊外で経営しながら、
中心地の美容室で勤務するスタイリスト
目的は分からなくはありませんが、
日本では有りえない事ですね!

日本で言うと、会社勤めと夜の仕事、
の様な感じでしょうか?

美容室での「カウンセリング」は重要です。
ここが旨くいかないと、
不安なままで、
美容師の、作業が終わるのを
待つ事になります。


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2006年11月21日(火)

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