月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第124回
契約して下さい!

中国で雇用している従業員たちは、
「契約」に敏感です。
1年間が過ぎ、私が契約の事を
忘れていると騒ぎ出します。

中国では、従業員との間に
雇用契約を結ぶのが一般的です。
期間は1年間が多いようです。
しかし、短い場合は
3ヶ月というのも有ります。
試用期間があり、その後、
本契約となるのですが、
「首」が比較的、簡単に出来る中国では、
働く従業員を守ってくれるのが、
雇用契約書です。
試用期間中は、決定権を持つ、
上司の判断で自由(?)に「首」に出来ます。
しかし、契約書を交わし、
本採用となってからは、
基本的には「正当な理由」が無くては
「首」に出来ません。
その為、契約期間に入ってからの
「首」は、何かと理由をつけて
(こじつけて)終わりにするようです。

*友人の経営者に、
「何でそんなに首にするの?」
と聞いたところ、
「中国は人が多いから!」
という返事がありました。
迷うぐらいだったら、「首!」
変わりはたくさんいる・・との考えです。

しかし、働く従業員も負けてはいません。
その筋の、お役所に駆け込みます。
しかし、あまりにも「駆け込み」が
多いので、役所のほうも、
実名や働いた期間等を、
明確にしないと取り上げて
もらえないようです。

首にするほう、駆け込むほう
どっちもどっちだと思いますが・・

本日の食事です。
ビールと一緒で、約10元(約¥150)
右のほうの、鶏肉は美味しかったのですが、
左の卵は、砂糖が強くて無理でした。
ビールのお味は・・美味しいですよ!


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2006年11月28日(火)

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