月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第133回
嫌らしい給料の交渉!!

中国で会社を経営していて
避けて通る事が出来ないのが
従業員の給与の交渉です。

気持ち程度の、賃上げでしたら
分かりますが、中には何倍もの
給与を交渉される場合もあります。

日本人はその点、比較的楽で
基本的には、提示された給与に
甘んじる場合が殆どではないでしょうか?
もちろん、会社の提示した給料に
満足する場合は
あまり無いのかも知れませんが・・
日本の会社の殆どに、
給与システムが存在すると思います。
働く従業員は、そのシステムと
上司などの評価で、月収(生活給)と
年収(賞与など含む)が決まり、
自分の評価を自分が決め、
上司(社長)と具体的な
労働条件を話し合うと言う事は、
殆ど、聞いた事がありません。
一部の、スポーツ選手や
外資系の会社などは、
違うのかもしれませんが・・

先日、上海で経営している美容室の
アシスタントたちが、交渉を挑んできました。
一人、一人、バラバラで交渉すると、
「首になるリスク」があると
踏んだのでしょうか?
団体交渉です。
オープンからやめずにいる
6人のアシスタントの給与を
平等にあげて欲しいと言っていたのです。
確かに、回転の速い(早くやめる)中国で
その中でも、もっとも退職しやすい業種の
一つである美容室で、
1年半、頑張って来た事は評価できます。
(続く・・)

1年間の長い期間で行われた
「モデルコンテスト番組」の最終回は、
ミュージカル仕立てでした。
演技も良く訓練されています。


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2006年12月19日(火)

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