月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第157回
中国に住んですぐ困ることは??

言葉の出来ないまま
中国に住むようになった場合、
多くの「困ったこと」に遭遇します。
そのほとんどは、日本にいれば、
「何でこんな事が・・」と思うような
些細なことです。

たとえば・・
(1)食事を頼めない 
一部大都市の、一部の外国人が
多く集まるようなお店を除き、
ほとんどの店では、
英語も日本語も通じません。
又、当然のごとく、メニューも
中国語のため、
この料理は何なのかさえも分かりません。

(2)電気、ガス、水道料金は
どうやって払うの? 

中国式マンションのほとんどは、
階下に管理人さんが
住んでいる場合が多いようです。
支払い方法は「聞けばすぐ分かる」
事なのですが、
話せないと、聞くことは出来ません。

(3)買い物をした場合高くなる
購入したい場所が「カルフール」など
外資系の場合は良いのですが、
安く購入したい場合、
地場の商店になります。
こうした商店は、
日本語が通じないだけではなく、
買い物のルールも日本とは違います。
相手の言う金額を確認後、
交渉に入りますが、
いい値で購入したのでは
「良いお得意様」になってしまいます。
又、外国人価格で言って来る場合も
多く有りますので、当然注意が必要です。
このような交渉も、中国語が出来ると
比較的スムーズに行きます。
(本人の性格にも左右されますが・・)
しかし、マンションの1階などに
必ずある、ミニ商店の場合
「高く買わされる」などは
ほとんど聞かず、親しくなると、
おまけをしてくれるほど
親切な場合も有ります。

(4)壊れている、開かない、
有ると言ったけど無い・・

中国で、住まいを探す場合、
言葉が出来なければ、
日本語の出来る不動産会社があります。
住まいを探すことは
比較的難しくは無いでしょう。
しかし、入居してからの不具合は、
日本の比ではありません。
新しい物件ほど、多くの問題が
出てきますので、注意が必要です。
夜中に、突然、水が溢れてきたり、
外に出ようとしたら、
ドアが開かない場合、
皆さんならどうしますか?・・

中国のトイレの多くで、
「何でこの場所に!?」と思うところに
トイレットペーパーが設置されています。
ぜひイメージして下さい。
手が届きませんから・・・
この写真は大連の空港のトイレです。


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2007年2月13日(火)

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