月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第162回
中国の美容と日本の美容

日本の美容は技術、サービスにおいて
世界のトップクラスの水準です。
これは、業界の先人たちが、
身を粉にして技術を研磨し、
頑張ってきた結果です。
しかし、良く言われることは、
「日本の技術、サービスは凄いけれど、
ヘアーメイクのオリジナリティには
かけるよね!」
なのです。
確かに日本の美容界は
ヨーロッパやアメリカなど
美容先進国を目標にしてきました。
ご存知のように、これらの国の人々の毛質は
日本人のそれとはまるで違います。
それは、アジアの中に
目標とする国が無かった事と、
欧米のほうがかっこいいだろうと言う、
なんとなくの意識が
そうさせたのだと思われます。

では、中国ではどうなのでしょう。
中国の美容は日本のへアースタイルや
技術、サービスを取り入れようとしています。
良く言われるように
「中国人は日本人は嫌いだけど、
日本の技術は大好き」
だからです。
しかし、ヘアー、技術、サービスは
日本だけを見ている訳ではありません。
韓国や欧米など、参考に出来るところは
すべて吸収します。
今はまだ、日本とは技術、サービスなど、
大分と差がありますが、
スピードが日本の何倍も早い中国では、
いつの日か日本を脅かす存在になることは
間違い無いのではと思われます。
日本人が比較的得意とする
技術、サービスの分野においてもなのです。

(1)

中国のお正月料理です。
材料は豚足です。
足でお金をかいて集めてくるとの事です。

(2)

豚の内臓料理です。
(1)で集めたお金を、内臓につめて
外に出さないそうです。
この料理のことを
「財布」と呼ぶこともあるようです。
要求に正直で、中国らしい料理ですね。


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2007年2月24日(土)

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