横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第77回
サクラ証券株主総会・1

最近、HSBC(香港上海銀行)がベトナムについて、
2010年第2四半期のインフレ率が12%に達し、
第4四半期に中央銀行は公定歩合を12%(現在8%)
に上げるだろうという予測を発表しました。
その影響と思いますが、相場自身は足踏み状態です。
なかなかベトナム株は上がらないな・・・
なんてお考えにならず、私のコラムを読み返していただき
振興国の右肩上がりの相場に投資してください。

2010年1月23日、サクラ証券の初の株主総会が開催されました。
別紙アジェンダがその内容です。
ベトナムの株主総会は初めてでしたので、
自分が矢面にたたされることが分かっていても
ちょっとワクワクしました。

別紙アジェンダ
(SHAREHOLDER MEETING OF YEAR 2010)

クリックで大きい画像をご覧になれます。

当日は土曜で、雨です。
それでも、10名程度の株主が出席してくださいました。
(その他は委任状をもらっています。)
現地パートナーが会長として議事進行をし、
私は社長として2009年の結果や
2010年のビジネスプランを説明しました。
英語と日本語で説明し、
スタッフにベトナム語で通訳してもらいました。

結構いろいろな話がでました。
ベトナムの会社は2年目から配当を出すことを強く要求されます。
ものいう株主ばかりです。
12時終了予定が、1時半までかかってしまいましたが、
90%以上の賛成をもって各事案が承認されました。

2008年の4月から
この会社のプロジェクトをさせていただきましたが、
大きな節目を越えたように思います。


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2010年1月26日(火)

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