横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第76
寄り道レポート〜ベトナムのカジノ〜

今回はベトナムのカジノについて簡単に説明します。

大手証券会社在籍中、香港に5年間赴任していましたので、
カジノの本場のマカオにはよく行っていた思い出があります。
当時は鉄火場のような趣で、
勝てばディーラーがチップを勝手にガバッと取り、
負けると容赦なく掛け金をもっていきます。
(これは当たり前なんですが、とっても失礼な態度なのです)
ズ〜っとマカオにはいってなかったのですが、
最近マカオがアメリカのラスベガスを凌ぐ勢いだという話を聞いて、
先日日本への帰国前に一瞬立ち寄ってみました。

驚きました。その規模に圧倒されるとともに、
ディーラーのマナーも良い方向に変わっていました。
各外国資本や地元資本がシノギを削っている
ホテルの豪華さにも目を見張ります。
世界遺産もたくさんありますので、
「ギャンブルなんて」と目くじらをたてる配偶者の方がいても
是非ご説得していただき行ってみてください。
アジアのエネルギーを感じられるのではないでしょうか?

一方、ベトナムではカジノは法律で禁止になっています。
ホーチミンもハノイも外資系大型ホテルで
カジノを持っているところは、
機械式のゲーム機ということで認可を受けています。
(※ハノイからハイフォンに行く途中にある
ドーソンというところには、 香港のカジノ王の資本で
人が対応するカジノが例外的ありますが、理由は分かりません。
政治的な交渉があったのでしょうか。)
マカオでも機械式は登場していますが、
まだ、メジャーではありません。

ベトナムのゲーム機形式のカジノで少し経験したことです。
参加者が大勢いたルーレットでは、
当初儲かったり損したりしながら結構遊べていましたが、
いつの間にか当たらなくなりました。
回りを見てみると誰もいません。私一人だけです。

集中力が切れていたこともあり試しに、
0〜36番まで1$ずつ賭けて、26番だけ賭けないでみました。
なんと、26番に入りました。
その後何ヶ月かして、同じような状況で30番だけ賭け忘れました。
ああ、きっと30番に入るなと思ったら30番に入りました。
その後は、ベトナムではカジノに行かなくなりました。

そういえば、次のゲームのために入賞した数字の枠から
玉が勢いよく飛び出すときに
空気で押し出されるのがどうも怪しい!


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2010年1月23日(土)

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