横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第96回
ホームページ

サクラ証券のホームページの日本語版がありませんでした。
私の怠慢ではありません。(ちょっとあるかな?)
投資家保護の観点から作られた
日本の金融商品取引法上でいう
「外国証券業者(サクラ証券)」に対する規制は、
ホームページを日本語で作ることにも及んでおり、
日本語のものを作るということは、日本の居住者に
勧誘行為を行っているものとみなされるのだそうです。

日本の弁護士さんとも相談するなどして、ず〜と検討してきました。
結果、4月1日から
「Japan Securities Incorporated」として刷新し、
見ていただけるようにいたします。
ただし、日本居住者の方は見ちゃダメですよ。絶対ダメです。
お願いしますね。

話は変わって、
先日、新潟とニュージーランドからいらっしゃったお客様を、
同時にお迎えしました。
口座開設の準備の合間にハノイを訪問して下さったものです。

新潟美人の典型のようなお客様から聞いたお話です。
渡航証明書を取る際に、新潟県警本部に、
「サクラ証券で口座開設する」という目的を話すと、
対応した方から、「○○さんで8人目ですよ。」
と返事が帰ってきて驚いたんだそうです。
私もビックリしました。
警察関係の方に名前を知られるなんて、なにか変な気持ちですね。
でも、8人もの新潟の方から
口座開設依頼を受けた記憶はないのです。
皆様途中でへこたれちゃったんですかね。
日本の証券会社で口座開設することを考えると、
サクラでの作業は結構、苦行に近いかもしれません。

ニュージーランドからのお客様は正真正銘の日本人の方で、
娘さんが小さなときに日本を脱出された方でした。
りっぱに成長されて、日本語より英語がお上手なのが
父親としては複雑なご様子のようでした。
ニュージーランドにも株式市場があるのだそうですが、
銘柄数が非常に少ないようです。

その他沢山お話させていただきました。
お客様がサクラ証券をどのように見て、
何を期待されているのかは非常に大切な資産となります。
皆様も是非ハノイにいらっしゃってください。
大歓迎いたします。


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2010年3月16日(火)

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