横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第100回
バトンタッチ

日本では、これから、桜の開花時期ですね。

サクラ証券は苦難の道のりでしたが、
おかげ様をもちまして小さいながらも
花を咲かせることができました。

邱先生が期待しておられる証券会社には、
まだまだ遠い道のりかもしれませんが、
4月1日より「日本」という名にバトンタッチして、
引き続きその使命を遂行してまいります。

邱先生には、大看板のもとでコラムを書かせていただく、
このような恵まれた場を与えていただきましたことを、
本当に感謝いたします。
同時に、相当のプレッシャーでもありました。
今読み返しても、文章の稚拙さや内容の薄さ、
誤解のまま記載したものもあり、
よくも恥ずかしげもなく書けたものだと思います。
実に、赤面の至り。

一方で、多くの皆様から、励ましや期待のお言葉、
またお叱りも頂戴致しましたが、
ひとつひとつが、そして全てが、私にとって意味のある事でした。
また、投資家と証券会社という枠を超えて、
友人、知人となる方々が出来ました。
息子が夢見ていた飛行機の整備場見学に招待して下さった方、
お食事をご一緒させていただいたチャーミングな女性社長、
その他、サクラ証券を訪問していただいた皆様・・・、
お一人お一人との出会いが、私の貴重な財産となりました。

これからも、
JSI(ジャパン・セキュリティーズ・インク)の社長として、
この若く魅力的な、そして、そうであるがために
時にはやんちゃなベトナム市場が、
皆様の幸せにつながるように、がんばっ
て参ります。

長い間ご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。

<おまけ>
私には邱先生よりひとつ若い父親が健在でおります。
手術後のことを心配していましたので、
先日、故郷の函館に1泊でトンボ帰りしてきました。
このコラムのコピーを渡すと、面白そうに読んでくれました。
どう?オヤジ。出来た息子でしょう。
帰りに函館空港まで、もみじマークの貼った車で
送ってくれた親父が、ポツリと一言。
「昨日のと2階にあるダンボール箱にあるものとでは、
あまり進歩しとらんな。」
・・・?
あちゃ〜。
中学時代から書いていた渡さずじまいのラブレターや
ノートに書きなぐっていた小説を読んでいたんだ。

再び、赤面。(親の前では久しぶり)


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2010年3月25日(木)

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