■柳田洋・北京からの画像便り No.220 ■


北京古玩城

北京の東三環南路にある北京古玩城です。
古玩(ぐーわん)とは骨董のこと。
ここはアジア最大の骨董市場なのだそうです。
アジア最大の骨董市場、と言っても
油断をしてはいけません。
中で売られている骨董は、そのほとんどがニセモノ、
またはほとんど価値のないものだと言われています。
例えば家具。
中には本当に骨董と言える昔の家具もあるようですが、
「昔の家具に使われていた木材を組み直して作った家具」
という、非常にビミョーな位置付けのものも多いそうです。
日本では視聴者が所有する骨董品を、
専門家が鑑定するテレビ番組が人気を集めていますが、
この北京古玩城でホンモノを買うためには、
そうした専門家並みの知識が必要なようです。

撮影日:2007年1月3日(水)
撮影:柳田洋


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