■柳田洋・北京からの画像便り No.244
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燕莎橋交差点
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国際貿易センターを中心とする
CBD(Central Business District)が北京の都心、
東京で言えば大手町であるのに対して、
ルフトハンザセンターを中心とする
燕莎(いぇんしゃー)エリアは北京の副都心、
東京で言えば新宿のようなところです。
写真は燕莎エリアのど真ん中、
燕莎橋交差点なのですが、
北京の新宿と呼ぶのがはばかられるような、
土がむき出しで、土ぼこりが舞う、
ド田舎のような風景です。
今の北京は、五つ星のホテルや、
高級ブランドのショップが並ぶ
ショッピングセンターに入ると、
東京と全く変わらないデザインの良さや
清潔さに驚くのですが、
一歩外に出ると、この写真のように
ド田舎のような風景が広がってしまうのです。
これは北京の街の開発が、
面ではなくて、点の寄せ集めで
行われているためです。
北京の街が東京のように、
面で近代化されるまでには、
まだまだ長い時間がかかりそうです。
撮影日:2007年6月25日(月)
撮影:柳田洋
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