新入生、荒木尊史さんのQさん経営学実践奮闘記

第22回
罰金の話し−2 消防局の復讐

あと数ヶ月もすれば、私も北京に来て早や2年となります。
とても自慢できる話しではないのですが、
北京1年目にして工商局、環境局、衛生局、消防局、公安局と
5大政府局へ何度となく出頭しました。
そのほとんどが、罰金の支払い交渉です。
最近では、私が行くと話しがコジれるので、
スタッフからは顔を出すなとクギを刺されていますが、、、

私もまだまだ中国でのビジネス経験が浅い為か、
この“交渉”の場にでるとどうしても頭に血が上ってしまい、
まとまる話も壊してしまうようです。
消防局も衛生局についで良く顔を見せる常連です。
昨年の夏の話です。

ある日、管轄の消防局員が知人を連れ立って
当社の中華レストランに食事に来ました。
その日は、私もマネージャーも不在であった為、
4番手の幹部スタッフが対応することになりました。
ことの発端は会計の時です。
役人の優遇は中国では当たり前のことなので、
この幹部スタッフも当然ながら値引きの提案をしました。
そこまでは良かったのですが、
なんとたった1回の押し問答でこちらが引いてしまったのです。

役人も体面上、たいてい2〜3回は値引きを断ります。
それでもレストランは
「いやいやそんなことを言わずに!」
と押し返して、チャンチャンなのですが、
経験の少ないこの幹部スタッフは、
逆に恐縮してしまって
2回、3回目の“押し”ができなかったのです。
さすがに値引きをしなかったのは、
まずかったかと不安に思ったのか、
私やマネージャーに電話を入れてきました。
が、時すでに遅し。

翌日、やっぱり来ました。
抜き打ち検査に。
違反箇所を探しに探して、
結果として通路においていた“花瓶”が
避難経路の妨げになっているという理由で罰金をとられました。
こんな不運も時として起こるのです。


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2007年4月17日(火)

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