新入生、荒木尊史さんのQさん経営学実践奮闘記

第38回
とてつもない大豪邸を見ました

当社店舗の内装会社の選定に際して、
過去の工事案件を見てまわることはとても重要なことです。
“百聞は一見に如かず”
どんなに口が上手くても、
実際にやった仕事を誤魔化すことはできません。
そんなわけで、
候補である内装会社Aが手掛けている物件を
見学しに行きました。

そこは、三全公寓から車で10分ほどの場所に新しく出来た
10棟ほどからなる高級マンション群で、
そのうちの一軒の内装をA社が請け負っているとのことでした。
当初は
“飲食店を作るんだから、マンションの内装を見てもねえ…”
と、あまり乗り気ではなかったのですが、
現場を目の当たりにした瞬間から
見学者全員で、
“うわー!おおお!”
と感嘆、絶句、絶叫、笑いの連続でした。

まずこの物件、
ビルの最上階の大部分をぶち抜いて造られており、
玄関を開けてすぐに見えるフロアーだけでも
優に30m2は有りそうです。
またメゾネット形式にもなっており、
馬鹿でかいシャンデリアが、
螺旋階段の上からドーンと吊ってあります。
螺旋階段を上っていくと、
また馬鹿でかいリビングや各客室、
ワインセラーの専用部屋からサウナまで、
内装はフランスのルイ王朝時代を思わせるような、
猫足系の家具でまとめられていました。
圧巻が3階(この家での)にある
365日24時間使用可能な自家用温水プールです!
その横にはガラスで覆われた
全天候対応型のバーベキュールームまであります。

何とこの邸宅、総面積は2,400m2と言うじゃありませんか!
マンションですよ!
いやー、本当に凄いものを見させて頂きました。
なかなか見れるものではありません。

この邸宅の持ち主は誰なのかと尋ねたところ、
この高級マンション群を開発したオーナー社長とのことでした。
途中、子供部屋(500m2!)もあったので、
見学させてもらったのですが、
洗面所に非常に小さいお子様用の
TOTOの便器が設置してあることに気が付きました。
まさか、またあの驚きのパターンかと
恐る恐るオーナーの年齢を聞いてみたら、
何と私と同い年ではありませんか!(当時30歳)
チャイニーズドリームを手にした1人ですね。
但し、その豪邸に住んでみたいと言った人は、
1人もいませんでしたが。


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2007年5月24日(木)

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