第137回
ハンセン指数入れ替え、駿威汽車の最近は?

ハンセン指数構成銘柄の入れ替えが行なわれます。
2004年9月6日から実施されます。
また、これと同時にH株指数の構成銘柄でも
入れ替えが行なわれます。
いずれも8月13日に発表されたものです。

具体的には、ハンセン指数には新たに
駿威汽車(デンウェイモーター、0203)と
招商局国際(チャイナマーチャンツ、0144)が
組み込まれます。

この2銘柄とも、以前までに、
このコーナーでも何度も取り上げてきましたので、
お馴染みの銘柄です。

特に駿威汽車は、
日本における中国株取引の一番人気の銘柄です。
広州ホンダの最終親会社にあたりますので、
ホンダとも少なくない関係があります。

中国の自動車市場は今年5月ごろから低迷し始めて、
まだ出口が見えない状態ではありますが、
特に今年に入ってから、
広州ホンダの中国における人気が
高まってきているように感じています。

もともと広東省を中心に
根強い人気のあった広州ホンダですが、
現在までに、月別の中国の乗用車販売台数では
トップ3の常連になっています。
ちなみに2004年7月の中国乗用車販売台数ランキングは
以下のようになっています。

1.上海VW : 2万8000台(34.58%増)
2.一汽VW : 2万2155台(73.28%増)
3.広州ホンダ: 2万 869台 ( 1.91%減)
4.上海GM : 1万9660台(18.23%減)

VW(フォルクスワーゲン)や
GM(ゼネナル・モーターズ)ら、
早くから中国に進出、
根を張り下ろしていた海外メーカーに
食い込むようになってきています。
ちなみに、上海VWは上海汽車とVWの、
上海GMは上海汽車とGMの、
一汽VWは第一汽車とVWのそれぞれの
合弁になっています。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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