第232回
年初に再燃「C株の創設?」、本土5年半ぶり安値

2005年1月4日、
中国本土市場のこの年初めての商いは、
上海総合指数で約5年半ぶりとなる安値を更新しました。
いくら「春説(旧正月)」が中国の正月の本番とはいえ、
年の初めに安値を更新したことに対して、
中国本土でも「縁起のよくないこと」といわれているようです。

業界関係者の話によれば、
この約5年半ぶりとなる安値更新の要因について、
「複数の要因が絡んだもの」としながら、
最大の要因として、深セン証券取引所が発表した
「上場会社の非流通株式譲渡の実施細則」
(以下「実施細則」)の影響が大きいと分析しています。

この「実施細則」は
2004年12月に発表されていた
「上場会社の非流通株式の譲渡業務方法の規則」
(以下「規則」)とも関連する、
非流通株式の譲渡に関する
具体的な方法を定めたものです。

H株なども含む中国企業の流通株式と
非流通株式の問題は
再三触れていますので繰り返しませんが、
非流通株式の市場放出が問題となっており、
今回はその第一歩となりそうなものです。

今までも、非流通株式の譲渡は
特別な場合に限って
認められることもありましたが、
原則的に自由にできるものではありませんでした。
今回の一連の法整備によっても、
自由に譲渡ができるようになるわけではありませんが、
少なくとも、今まで不透明であった
譲渡に関する条件や方法が
明確になる役割を果たすことになりそうです。

「規則」が発表された当初、
2003年ごろからささやかれていたうわさが
再びクローズアップされました。
それは、「C株の創設」というものです。
これに関しては2004年中に否定されていました。
ただ、年初から約5年半ぶりの安値をつけた一連の騒動は、
「実施細則」が発表されたことにより、
「C株の創設」が一歩具現化したことも
引き金になりました。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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2005年1月13日(木)

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