第267回
順調ばかりでない中国のリスク要因、エネルギーは?

2月25日の第263回までで、
中国経済が大きな問題なく、
順調に推移するときのシナリオについて
触れてきました。
ただし、現実としては、中国は問題山積で、
これがもし一つでも計算違いを起こして爆発すると、
前回までに描いたシナリオは水泡に帰すどころか、
大崩壊を迎えかねません。
このあたりは、日本のメディアでも、
中国脅威論と相反する意見としての、
チャイナリスクを過度に強調するやり方での反論で、
ある意味では、
すでにお馴染みになっているかと思います。

ただ、私は
日本のメディアなどが喧伝するような
最悪のシナリオばかり強調するのも
どうかと思いますし、
職業柄、私自身いろいろな取材を受けますが、
その中で、日本のメディアの強調する
リスクに対する反論なども展開することもあります。
今回からは、それを少しずつご紹介できれば、
と考えております。

中国経済の今後の成長を考える上で、
懸念されるものといえばいくつかあがってきますが、
まずはエネルギー問題が挙げられると思います。
「13億もの人間が日本並みの生活水準に達すれば」
と考えるだけでも空恐ろしいことです。
ただ、豊富なエネルギーの利用に裏づけされた
豊かな生活について、
日本人が享受できて、
中国人は数が多いからだめだ、
というのは非常にわがままな議論になってしまいます。

日本でもエネルギーに対しては、
原発の問題含めて、
大きな議論になっていますし、
原発反対ならその代案を考えるなどの
前向きで建設的な議論が
もっと行われてしかるべきですが、
やはり、中国では、
それ以上に深刻な問題として、
もっともっと議論し、
今からアクションを起こさなければ、
経済成長に見合うエネルギー確保が難しくなるのは
当然のことです。

「中国は核兵器開発を行っている場合ではない、
 核エネルギーの積極利用をもっと考えるべきだ」
という意見もありますが、
ある意味では、全くもっともなことです。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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2005年3月3日(木)

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