第480回
2006年相場大予想、H株は40%から100%伸びるか

2005年も年末になりました。
今回から年明けにかけて、
2006年とそれ以降の相場について、
「どうなる可能性があるのか」
探っていきたいと思います。
いわゆる予想や予測にはなりますが、
その前提は、2005年及び
それ以前の過去の蓄積に対する理解となりますので、
大部分は過去を振り返る部分に
割かれることになると思います。

人によっては、過去などどうでもいい、
将来どうなるのだ、
ということをおっしゃる方がおります。
これは、気持ちとしては
理解できないことではないですが、
理論的に考えれば
かなり矛盾しているのではないかと思います。
所詮、将来何が起こるのか、
正確にわかる人などいません。
それでもあえて予想や予測をするというのは、
「あくまでも一つの目安」として
ということだと思います。

突き詰めていけば、予想や予測は、
それがいかに精密に行われたものでも、
ざっくりと行ったものでも、
結局は「当たるかどうか分からない」、
将来的なことなど
誰にも決して分からないという立場に立てば、
「外れるために行う」と言っては
言い過ぎでしょうか?
どのような予想や予測でも、
元になるのは過去何があって、
何が行われたかを見極めなければなりません。
その上で将来的なシナリオを描き(予想)、
初めて数字としてこうなるのではないか(予測)と
提示できるものです。

逆に言えば、
たとえ「将来こうなる」という
予想や予測の部分だけ抜き出して、
理解したつもりになると
痛い目にあうのであって、
そうした予想や予測が導き出された筋道や
過去の事情が理解しなければ、
一知半解に陥ることになるでしょう。

だから今回、
あえて最初に私なりの予測を提示します。
上述のようなことに陥る危険性を
認識していただくためにも、ということです。

今回の予想は中国全般に関わるものであり、
具体的な予測においては、H株指数を採用します。
私はH株指数をベースに考えれば、
2006−2007年にかけて
大相場になる可能性があると思っています。
06年通年でH株指数が
40−100%ほど上昇してもおかしくはありません。
次回以降、その根拠となる
「過去の振り返り」を進めていき、
それが終了次第、
06年のシナリオと改めて
予測を示すような形になるだろうと思っています。

なお、私は以前にも
予想や予測を行ってきたことがあり、
当たったり外れたりしていますが、
今回も当たったり外れたりすると思いますので、
その点、あらかじめご了承ください。
あらゆる予想や予測は、あくまでも
「どうなる可能性があるのか」であって、
むしろ「外れるために行う」とも
言えなくもないものであり、
「あくまでも一つの目安」です。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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2005年12月27日(火)

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