夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第35回
浮気はレバレッジがかかっている

最近、浮気は男性の行動ではなく女性にも起こることのようです。
人は誰でも「今よりもいい状況」を望んでいます。
男性は新しい刺激を求めても、
所有しているものは簡単には手放すことはしないのに対し、
女性は簡単に乗換えてしまうかもしれません。

先日、後輩のホステスが
「彼氏に浮気を疑われているので、どうしたらいいか」
とアドバイスを求めてきました。
先輩の立場から、相手と別れるつもりがない場合のアドバイスは

1.開き直らないこと
「わたしのことを信じられないの?」などと逆上して
相手を納得させようとするのは逆効果だと思います。

テレビを見ていても
不祥事があった企業の対応次第で明暗が分れます。
下手な言訳をした企業は、
例外なく消費者や投資家の人気を落しています。
記者からの度重なる質問に社長が
「俺も寝ていないんだ!」と開き直った雪印食品は
廃業に追いこまれました。

2.言訳をしない
「おまえ、浮気をしていないか?」と尋ねられたら、
「していないわよ」と一言だけ短く答える。
何を言われても「違うわ」と言返す。
「なぜ、そんなことを聞くの?」などと問い返してはいけません。
「なぜ?」と尋ねれば、
疑念の根拠を説明させる状況を作らせてしまいます。

嘘というのは、どこかでつじつまがあわなくなりますから、
下手な嘘や言訳はしないほうが、
浮気の証拠をおさえられた時には少しは罪が軽くなります。

3.相手に納得してもらう決め台詞を伝える
「わたしは、貴方が思っている以上に、
貴方のことしか考えていないのよ」
と決め台詞を短く伝える。

お客様から「浮気の証拠を押さえられた!」という相談もあります。
女性は相手が一人だと、
自分の立場が脅かされると不安に思うので、いっそ
「実は浮気相手は3人いたけど、
おまえと別れるつもりはまったくない」
と伝えてみるとか!?

奥さんか彼女は呆れて
「この人の浮気は本気じゃなくて病気」だと思い、
もしかしたら仕方がないと諦めてくれるかもしれません。

浮気は、レバレッジがかかっているようなものですから、
リターンは2倍ですが、リスクも2倍だと思ったほうがいいので、
投資と同じで
リスクヘッジのために資金的な余裕も必要かもしれません。





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2010年10月19日(火)

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