夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第36回
世代による女性のタイプ

男の方の世代によって、
付合いたい女性のタイプがあるように思えます。
先ず、60代の男性は、
「女性が弱ければ弱いほどが安心する」のではないでしょうか。

遊びは別として、自分の側に置いておきたいと思っているのは、
「俺がいないと駄目だな・・」
と思わせるようなタイプの女性が好きなような気がいたします。
銀座のお客様でも、
60代以上の方の奥様の多くは専業主婦の方が多いです。

50代のお客様は、仕事、夫、父親、遊びと
それぞれのカテゴリーで別の顔と行動をされる方も
少なくないかもしれません。
一緒にお見えになる女性や銀座のクラブの担当(係)は、
個性的な女性が多く、刺激を求めているのかもしれません。

40代のお客様は、「母親に似たタイプ」かもしれません。
母親が専業主婦で完璧であれば、
付き合う女性も家庭的な雰囲気を求めているように思えますし、
母親が共働きのキャリアウーマンであれば、
付き合う女性も仕事を持って収入があることに
まったく抵抗がないように思えます。

20代後半から30代の男性は、
経済的に自立している女性を求めているようにも思えます。
年収300万円以下が3人に1人の時代だからかもしれません。

最近も20代の男性と飲んでいると
「今日は帰りたくない」と言われ、焦りました。
一瞬、口説かれているのかと思いましたが、
どうも話を聞いていると、
「自分を育てて欲しい」
とお願いされているのだと気付きました。

友人のママに「最近の若い男性は打算的よね」と話すと
「経済的に余裕がある男性と付き合って浮気をされるよりも、
自分好みの男に育てればいいじゃない」
と言われて一瞬考えてしまいましたが、
褒めて育てるのも大変なことだと思います。

一昔前は、
“釣った魚に餌はやならい”といった言葉をよく聞きましたが、
考えようによっては、
“次のお魚を釣りに行っている”のかもしれませんので、
経済的にも体力にも元気がある男性が多かったのかもしれません。


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2010年10月23日(土)

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