夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第65
フェイスブック

以前から、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への
登録のお誘いをいただいていました。

銀座のお店にいらっしゃるIT関連のお客様に、
「お茶屋BARもフェイスブックに登録したら?」
とアドバイスをいただきました。
お茶屋BARは、銀座のクラブのように会員制ではないので、
それもそうだな・・と思いました。

匿名やハンドルネームのどこの誰かわからない方と
情報交換をするつもりもなかったのですが、
フェイスブックは実名での登録なので、
名刺交換をするようなものだと思います。

実際にわたしは、日本の最大のSNSミクシィへ登録を誘われたのは、
匿名で可能だからか個人投資家の方達が多かったですが、
フェイスブックはビジネス関係で知りあった方達や
銀座のお客様からのお誘いが多かったです。

早速、登録をしてお店の英語が堪能なお客様に
英文での紹介文もその場で書いてもらいアップロードしました。

フェイスブックの創業者でありCEOのマーク・ザッッカーバーグ氏は
米タイムズ誌の2010年の
「Person of the year(今年の人)」にも選ばれ、
全世界で5億人のユーザー(会員)がおり、国家規模の数字です。

年明けには、金融大手のゴールドマンサックスも
フェイスブックに4億5000万ドル出資すると報道されました。
資料によれば、フェイスブックの評価額は500億ドルだそうです。
売上も04年に創業してから、Google並のペースで増加しています。

Yahoo のCEOは、
「当社のライバルはGoogleよりも、フェイスブックになるだろう」
と明言しました。
フェイスブックの実名5億人のデーターベースと
取り交される情報は、閉ざされており、
GoogleやYahooの検索が及ばない領域です。
検索エンジンによる広告収入を基盤とする企業にとっては、
フェイスブックは驚異的な存在になるのかもしれません。

日本では、市場占有にこだわり、「前例」重視が続いたことから、
国際競争力が低下したように思えます。
失業対策の助成金などでは、なかなか不況は立直らないです。
雇用を創出する新しい産業に
国はもっと資金を投じてもらいたいものです。


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2011年2月12日(土)

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