夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第67回
海外での暮し

今週は、14日のバレンタインデーは、
東京で雪が降り、明け方4時まで
お客様の帰りのタクシーの無線手配でした。
お店で働く若いスタッフは
「タクシーが拾えないことなんてあるのですね」
と驚いていましたが、バブル期では、
タクシーの無線手配は日常茶飯事でした。

「タクシーがつかまらない」と言いながら、
お茶屋バーにホステスさん達と
一緒にお立寄りいただくお客様が後を絶たず、有難いことです。

今週は、不思議なことに
海外から日本に一時帰国や出張で来られるお客様が多かったです。

上海、マレーシア、フィリピン、
台湾・・と日本以外のアジアでご活躍されており、
海外で暮らしているお客様のお話は楽しかったです。

皆さんお家にメイドさんがいらして快適な生活のようで

「君たちも銀座で仕事ができなくなったら、
こっちにおいで。
国民年金でもメイドさんがいる暮しができるよ」

寒いのが苦手なわたしには、とても魅力的なお話です。
早速、査証申請を調べてみました。

マレーシアは、50歳未満でも
50万リンギ(約1380万円)の資産(預金、株券、不動産など)
があれば、
マイ・セカンドホーム・プログラム(MM2H)の申請が可能です。
シンガポールに近い、クアラルンプールなどが人気のようです。

マレーシア リンギットは、
人民元の次に切上げされていく
といわれている通貨なので面白いかもしれません。

フィリピンは、35歳以上の外国人に対して、
年齢を問わず2万ドルの定期預金で
特別永住権(SRRV)が取得できます。
ハイクラスな一軒屋でも
800万円〜1000万円ぐらいで購入できるらしいです。

銀座でも「なんとかなる・・」と云うホステスは多いですが、
なんとかなるのは、20代、30代の前半までです。
その後は、若さという商品価値がなくなっていくのですから、
なんとかしなくてはいけないわけです。

10年もしたら、マレーシアもフィリピンも
今のような水準でマンションや家が購入できないかもしれません。
今年は、時間をつくって1度訪れてみたいと思っています。





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2011年2月19日(土)

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