夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第92回
婚活

先日、
「働く女性のための婚活セミナー」なるものに、 呼ばれました。

主催者の意図は、
“男性を虜にするテクニック”を期待しているのだと思いますが、
それが出来ていたら
クラブ時代に売上で苦労することはなかっただろう・・と
心の中で思いました。

会場には、働く綺麗な女性が沢山おりました。
わたしが、最初に
「ここにいらっしゃる方で、
これまで男性に『君は僕がいなくても大丈夫だよ』
と言われた方はいらっしゃいますか?」と尋ねると、
ほぼ満場一致で挙手されました。

多分、会場にいらっしゃる女性の方達は、
仕事のスキルをアップするために習い事にいそしみ、
女性として身だしなみにも気を使い、
ネイルも完璧にされている方ばかりに見えました。

習い事は悪いことではありませんが、
英会話もビジネススクールも
社会全体の受皿がなくてはあまり役にたたないと思います。

わたしの長年の銀座のクラブ経験でいえば、
男性が綺麗な女性に興味を持つのは最初だけで、
後は資金力次第です。
多くの女性は、男性と互いに理解し合いたいと願っていますが、
実際には
「ちゃんと頑張っている自分を認めてもらいたい」ように思えます。

また、安売りをしたくない、
妥協したくないという女性も多いのですが、
これは男性の性を過小評価していると思います。
夜の仕事をしていますと、
お酒を飲んで理性を飛ばしているせいもありますが、
社会的な地位がある方や70歳を過ぎた方でも、口説いてきます。
まして、20代、30代の若い男性の欲求は
それ以上にあると思います。

「綺麗なお姉さんよりも、
体当りで性的な欲求を満たしてくれる女性のほうが
愛おしく感じるのではないでしょうか・・」と伝えると、
唖然とした表情をされる女性が多かったです。

また、最近の若い男性が女性に求めるのは、
美しさや安らぎではなく、経済力らしいので、
エステや綺麗に着飾る女性は
浪費癖があると勘違いされてしまうかもしれません。

女性の婚活も過去の成功体験では
通用しなくってきているのかもしれませんが、
普遍的なことは、
男性はどんな時も女性から
「凄いわ!」と褒められたいのです。

男性に養ってもらうことよりも、
男性を養えるぐらい仕事を頑張って稼いで
運用能力を身につけてしまったほうが人生は安心かもしれません。


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2011年7月2日(土)

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