10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第76回
もっとユーモアを!

2月14日のバレンタイン・デイのCNBCで
ゴディバの社長がニューヨーク証券取引所の
オープニング・ベルを鳴らす姿を報道していました。
ゴディバの社長と社員が全員
自社製品の真っ赤な包み紙に包まれた
大きなハート型のチョコレート
(それも板チョコではなく立体形のハート!)を
手にニコニコ笑いながらオープニング・ベルを鳴らしているのです。
後ろには大きく『ゴディバ』と書かれた垂れ幕が。

ユーモアとは「にもかかわらず笑うこと」だと
何かに書いてありましたが
「サブプライム問題」にもかかわらず笑う、
「景気後退懸念」にもかかわらずバレンタイン・デイを楽しむ、
この精神は見上げたものだと思いました。
これくらいの精神的ゆとりがあれば、
たとえ景気後退、株価暴落があったとしても
何とか切り抜けていけるのでしょう。

東証でこんなことをやったら真面目なオジサンに
「この株価低迷のときに何やってんだ!」と怒られそうです。
しかし、その生真面目さが
命取りになることがあるのではないでしょうか?
つらい状況にもかかわらず
笑うことのできる精神的ゆとりがあれば
日本の自殺者ももっと減るような気がします。

アメリカ陸軍士官学校を見学したことがあります。
車道の下に地下歩道があってその名も
「Beat the Navy Tunnel(海軍をやっつけろトンネル)」
というのです。
歩道の壁一面にアメフトのヘルメット、
その下には「19××年」と陸軍士官学校が
アメフトの試合で宿敵(?)海軍士官学校を
破った年が書いてあります。

兵舎の屋根には白いペンキで「Go Army!(進め、陸軍!)」、
隣の兵舎の屋根には
「Sink Navy!(沈め、海軍!)」と書いてあるのです。
それを見ながら
「今度日本とアメリカが戦争しても
やっぱり日本が負けるんだろうなぁ。」と思ったのです。
「心にゆとりのある者」と「心にゆとりのない者」が戦えば
「ゆとりのある者」が勝つ、というのは永遠不変の真理だからです。


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2008年3月11日(火)

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