10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第82回
回遊魚的理想老後生活(ハワイ編 その1)

老後どこに住むか、ということを書いたら
読者の方からメールをいただきました。
あちこちの田舎に住む友達を訪ねる老後はどうか、
という提案でした。
いろいろな所に住居を持つことを
マルチ・ハビテーションというそうですが
私の理想の老後はまさにこれです。

今は仕事があるので一ヶ所に住んでいますが
退職したら4箇所くらいを転々として暮らしたいものです。
そもそも性格的に一ヶ所にじっとしていることが苦手なのです。
老後住んでみたい候補地ナンバー・ワンはハワイです。
生まれも育ちも北海道なのに寒い所が嫌いなので
1月から3月までは暖かい土地で暮らしたいと思っています。

ハワイに行って
あの暖かい風に吹かれると心身ともに癒されますし、
ハワイにはアメリカ本土から来た老人も多いのですが
アメリカの老人は明るくて前向きなので
友達になると日本の老人より楽しそうです。

3年前、ハワイに行ったとき
『So you want to live in Hawaii
(それじゃ、あなたはハワイに住みたいのね)』という本を買い、
ワイキキのコンドミニアムで読みふけりました。
アメリカ本土からハワイに移住した女性ジャーナリストの本です。
本によれば毎年何万人のアメリカ人が
ハワイに恋して本土から移住してくるのですが
同じくらいの人数が夢破れて本土に帰ってゆくのだそうです。

理由は2つあって、
一つは働く場所がないこと、
もう一つは物価が高いことです。
確かにハワイには軍の基地と観光以外に
産業といえるものがありませんし、
すべてのものが船賃をかけて運ばれてくるので物価も高いのです。
やはり、ハワイは退職後
ある程度のお金を持っていくべき所だと思いました。

しかし、物価が高いといっても
あくまでもアメリカ本土に比べて、ということですから
東京で暮らしている人なら
東京と変わらないと感じるかもしれません。
住居費も安くはありませんが、
これも東京都心の住宅事情と比べると
驚くほどのことではありません。


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2008年3月25日(火)

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