10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第128回
めざせ、「品格ある大人」!(まとめ)

品格ある大人についていろいろ考えてきました。
本を読むとか人に与えられるものがあるとか
人生を楽しむとか。
しかし、なにか一番肝心なものが足りないようなのです。
それは一体何でしょう?

以前にも書きましたが
私の妹はケア・ハウスの管理職として
多くのお年寄りと接しています。
妹によれば現代は医学が発達しているし、
みんな何かしらの健康法は持っていますから
75歳まではだいたい元気で過ごせるのだそうです。

問題は75歳以上の方、いわゆる後期老人です。
人間は75歳以上になると
病気や怪我をきっかけに急速にボケたり寝たきりになる人と
怪我や病気を克服して
80歳以上になってもかくしゃくとした人に
二極化するということです。
「元気な人とそうでない人に分かれる最も大きな要因は何なの?」
とたずねたら
妹はきっぱり「精神力!」と答えました。

強い精神力の持ち主はどんな病気や怪我をしても
「なにくそっ!」とリハビリや療養をして立ち直るのですが、
精神力の弱い人は大きな病気や怪我を一回すると
「もう、だめだ!」と落ち込んでしまい、
一気にボケや寝たきりに進んでしまうのだそうです。

しかし、若いときならいざ知らず
中高年になって体力も衰えるのに
どうやったら強い精神力を持てるのでしょうか?
おそらく、それには自分の信念だけでは無理で、
ある種の宗教心が必要なのだと思います。
特定の宗教を信じるということではありません
(別に信じていてもかまいませんが)。

人間を超越した存在とつながっているという感覚、
宇宙の意志にすべてをゆだねる気持ち、
自分を取り巻くすべてのものに感謝する心。
人間に本当の強さを与えてくれるのは
そんな感覚ではないでしょうか?
年齢を超越して人を輝かせるものがあるとしたら、
それは何か霊的(スピリチャル)なものを
自分の中に持っているということではないでしょうか?
もちろん、「スピリチャル」というのは
江原さんの『オーラの泉』とは何の関係もありません。


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2008年7月12日(土)

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