10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第131回
不機嫌な人々

斉藤孝氏の著書に
上機嫌の作法』(角川oneテーマ21)というのがあります。
斉藤氏は大学生にこう言いきかせているそうです。
「この世の中で不機嫌でいても許されるのは子供と天才だけだ!
ソコソコの能力の人間が不機嫌にしていると
誰にも相手にされない!」

これを読んで笑ってしまいました。
本当にそのとおり!
しかし、世の中、子供でも天才でもないのに
不機嫌な男女が多すぎます。
私は免疫力の向上という面からも、
いつも明るくしているように努力していますので
不機嫌な人の半径3メートル以内には近寄らないようにしています。
不機嫌や上機嫌は伝染性のものなので
不機嫌な人のそばに寄るのは危険です。

しかし、遠くから観察していると
(不機嫌な人とは友達になりたくありませんが
観察するのは好きなのです。)
男と女では不機嫌の理由が違うような気がします。
女性で不機嫌なのは
ある年齢以上の独身女性
あるいは中年以上の主婦に多いようです
(きっと家庭があまり楽しくないのでしょう)。

女性が不機嫌な理由はどうも、
「人様に気を使ってもらいたい」という気持ちの裏返しのようです。
なぜ、人に気を使ってもらいたいかというと淋しいのです。
淋しいならニコニコしていたほうが人に話しかけてもらえるのに、
と思うのですが、そうはならないのです。

誰も不機嫌な人に話しかけようとは思わないので
不機嫌な人は孤独になります。
孤独になると面白いこともないので、ますます不機嫌になります。
こうして、淋しい不機嫌な人は
「不機嫌のダウンワード・スパイラル」に
はまってゆくのです。

男性が不機嫌な理由は
「自分を偉く見せたい」ということに尽きます。
しかし、
「偉い人は不機嫌だ」、というのは
「あぁ!勘違い!」です。
ダライ・ラマだってネルソン・マンデラだって
あんなにニコニコしているのに
ノーベル賞をもらったではないですか!
これではいけません。
いい歳をした男女が第一に目指すべきは「上機嫌な大人」です。


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2008年7月19日(土)

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