10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第136回
用途別友人獲得の勧め

以前、電車に乗っていたら
山登りの装備をした中年男性二人の話しが聞こえました。
1人で山登りした帰り
たまたま電車で一緒になった二人なのです。
話はお互いの奥さんのことになりました。
「どうして女はあんなに友達が多いのだろう?
しかも、食事の友達、趣味の友達、旅行の友達、
と用途別に友達を使い分けている。」
という話でした。

なぜ、こんな話を思い出したかというと
夏休みになって生徒(うちは女子校なのです)の
お母さん方と面談をしていて、
友達の話になると、
「うちの娘は朝近くのAちゃんと登校、
同じクラブのBちゃんと下校します。
お弁当を一緒に食べるのはCちゃん。
クラスの友達はDちゃん、Eちゃん。
遊びに行くのはFちゃん。」
と、中学時代から用途別に友人を使い分けているのです。

70歳を過ぎた私の母だって、お友達を使い分けています。
用途別に友人を使い分ける、
というのは女性の得意技かもしれません。
男性も是非ともこの技を身につけて欲しいものです。
どうしてこんなことを言うかというと、
なぜ孤独死するのは圧倒的に男性が多いのか、
かねてから不思議だったのです。
孤独死するお婆さんの話はめったに聞きません。

そもそも、女は孤独になっている暇がないのです。
自分の姉妹、叔母、姪、娘などとは常に電話で情報交換します。
あちこちに趣味のお友達。
近所に住んでいる一人暮らしの友達のところに
遊びにも行かなければなりません。
旅行すれば友達にお土産を買い、料理を作ったら近所に配ります。

しかし、歳をとってから(いや、若くても)
人に生きる意欲を与えてくれるのは、
こうした他者との生き生きした交流ではないでしょうか?
そういう意味では孤独になるから生きる意欲が低下して、
死に至るともいえます。
「自分には妻がいるからいいんだ。」
などと思っていると
妻に先立たれるとか、離別したときに立ち往生してしまいます。
今からでも遅くありません。
男性もお友達をたくさん作りましょう!


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2008年7月31日(木)

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