10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第138回
流行遅れのビジネス・モデル

勝間和代のインディペンデントな生き方』(Discover携書)
という本を読みました。
勝間氏はこの本の中で
女性の生き方を
経済的精神的に自立した(インディペンデント)な生き方
「インディー」と
親や男性に依存している
「ウェンディ」(ピーターパンに出てくる女性)に分けています。

若い女の子に勧めたい本ですが、
しかし今どき「ウェンディ」的生き方、
つまり仕事は腰掛程度にやり、
結婚で退職し、
それ以降は専業主婦として家事に専念しながら、
ある程度豊かな生活をするという
ビジネス・モデル(?)は本当に現代でも可能なのでしょうか?

お見合いで結婚が決まった友人(専業主婦志望)が
言っていましたが
30代後半の独身男性の圧倒的多数は年収500万円代だそうです。
年収500万円代の男性だと
見合いの話がきても「会おう」という気にすらなれない、
と彼女は言っていました。

おそらく、もっと年収の高い男性は若いときに結婚してしまい、
経済力がなくて結婚できなかった男性が
30代後半でお見合いするのでしょう。
彼女がお見合いで実際に結婚まで考えた人は
年収が800万円だった二人のみでした。

彼女はその二人のうちの一人と結婚が決まったのですが
「年収800万円なら贅沢はできないけれど何とかやっていける。」
と言っていました。
しかし、マネー雑誌によると
サラリーマンで専業主婦と子供二人のいる
年収一千万円家庭の半分は貯蓄がゼロなのだそうです。

確かに、車に家のローン、
子供二人を中学から私立に入れると考えると
年収一千万円でもぎりぎりですし、
老後の資金を蓄える余裕もありません。
そう考えるとウェンディ的ビジネス・モデル(?)は
もはや流行遅れなのではないでしょうか?
流行遅れの過去のビジネス・モデルにしがみついていれば
商売は破綻します。
人生設計も同じです。
若い女性には「ウェンディ的ビジネス・モデル」から
「インディー的ビジネス・モデル」への
速やかな転換をお勧めします。


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2008年8月5日(火)

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