10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第139回
適職と天職

『オーラの泉』は2、3回しか観たことがないのですが
『オーラの泉』に出演している
江原啓之さんの本に救われたことがあります。
以前かなり長い間仕事のことで悩んでいた時期がありました。
「今の仕事では自分を完全に生かしているとはいえない。
現在の仕事ではなく自分を生かせる仕事があるのではないか?」
という疑問です。

そのころ江原さんの本を読みました。
江原さんの本は何冊も読んだので、
どの本だったのか覚えていないのですが
「適職と天職」というのを読んで目からウロコが落ちました。
江原さんによると「適職」とは自分に適していて、
しかも生活していけるだけの収入があるもの、
「天職」とは自分が本当に好きでやりたいこと、
なのだそうです。

江原さんは野球の好きな男性のことを例にしていました。
「ある野球好きの人がいる。
しかし、野球の好きな人がみなプロ野球選手になれるわけではない。
その人が学校を出て、サラリーマンになったら
サラリーマンが彼の"適職"であり、
日曜日にリトル・リーグの監督になって
子供たちに野球を教えるとしたら、それが"天職"だ」、
というものです。

「適職」と「天職」は一致していなくてよいのだ、という言葉に
「なるほど!」と心から思ったことを覚えています。
それ以来、すっかり気持ちが楽になりました。
女性雑誌などで「この仕事は天職?」などという特集を読むと
「私も長い間こうだったなぁ!」
と懐かしささえおぼえます。

考えてみれば、どんな仕事だって
自分を100%生かしていると断言できる人は
何人くらいいるのでしょうか?
組織の中にいて自分のやりたい仕事をやるには
いろいろな制約がありますし、
フリーランスで仕事をしていても
自分のやりたい仕事だけ選べるのは
よほどその世界で成功している一握りの人で、
普通の人は生活のために
多少嫌な仕事でも引き受けえざるを得ないことが
あるのではないでしょうか?
幸せな人生には「適職」と「天職」の両方が必要なのです。


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2008年8月7日(木)

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